
ダウンジャケットは保温性抜群のため、冬でも汗をかき、その汗を吸い込んでいます。
放っておくと臭いが強くなったり、皮脂や汚れが変色や退色など生地に悪さをすることがあります。
あまり着ていないと思っても襟や袖口、脇が汚れているケースも多いので、大切なお洋服を長く愛用するためにも、1シーズンに1度はクリーニングをすることをおすすめいたします。
MONCLER、DUVETICA、CANADA GOOSE、TATRAS、HERNO、WOOL RICH、水沢ダウンなど
クリーニングに出される前にご確認ください
- 洗っても新品のようにはなりません。
- クリーニングとは、清潔を保ち今の状態を悪化しないようにできるだけ維持するものです。
- 生地裏面のコーティング(ポリウレタン等)はや縫い目のないボンディングダウンは、耐用年数が短く、クリーニング処理することで簡単にはがれ、劣化、変形することがあります。
- 変色もしくは褪色(黒や紺が赤っぽくなったり、白が黄色くなったり、色が薄くなってきたりしている状態)はクリーニングしても元には戻りません。
- 特殊漂白や色補正である程度わかりにくくすることができる場合があります(別途料金)。
- 何年も洗っていない場合、皮脂やお化粧、ヘアスプレーなどのよごれが頑固に染み着き、数回洗わないと汚れが落ちません(別途料金)。
- 汚れが落ちたとしても染料が汚れで化学変化し変色している場合があります。
- ジップ部分などの金属塗装ボタンはクリーニングのちょっとした摩擦によっても剥がれることがあります。
- モンクレールの裏地の水鳥の漫画タグは、折り返しをつけずに、生地を切ったまま縫製をしているので、クリーニングのちょっとした摩擦によってもほつれます。ほつれた場合は、キレに外してお返しいたします。メーカー修理も可能ですが有料になります。
- モンクレールのシリアルナンバーなどが書かれてある三角形の札はあらかじめ取り外してクリーニングにお出しになるようお願いいたします。そのまま出された場合、劣化、破損、欠落について、その責任を負いません。
- カナダグースなどは特に着用時のスレにより白化している物があります。生地の傷ですので、クリーニングでは直りません。
- 製造段階で、ダウンその他の中綿が十分に洗浄されていないものがあり、クリーニングすることによって綿の色や汚れが表地に浮き出てくることがあります。再処理いたしますが、十分に除去できないことがあります。
- 薄い素材の場合、着用時やクリーニング時のスレにより目よりが起こることがあります。できるだけ修復はしますが、完全に戻らない場合があります。抵抗を与えずに洗うことは不可能なため、気にされる場合は当店ではお受けできません。
- 洗濯絵表示がない、または洗濯絵表示がすべて×印のお品物をご依頼された場合、お客様は当店にクリーニング方法を委託されたものとし、クリーニング後、クリーニング方法について異議をはさまないものとします。
- お品物の素材や汚れ具合によって洗濯絵表示とは違うクリーニング処理をすることがあります。その結果委託品に多少の劣化が生じる場合がありますが、放置するよりも最善です。クリーニング後、クリーニング方法について異議をはさまないものとします。
- その他ご了承事項をご理解ご了承のうえクリーニングにお出しください。
高級ブランドダウン・中綿のクリーニング料金
高級ブランドダウン・中綿
品物 | デラックス |
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ベスト(ダウン・中綿) 薄手ダウンジャケット キルティングジャケット | 7000 |
ジャケット(ダウン・中綿) キルティングハーフコート | 8000 |
ハーフコート(ダウン・中綿) コート(ダウン・中綿) | 9000 |
ロングコート(ダウン・中綿) | 10000 |
ズボン(ダウン・中綿) スカート(ダウン・中綿) | 7000 |
※ 袖より本体が短いものがダウンジャケットになります。
※ 長年の着用による汚れがひどい場合(エリ、袖、スソなど)は、複数回洗いをおすすめします。
※ 吐瀉物、ペンキ、マジックなど特殊な汚れの場合のシミ抜きはお見積りとなります。お気軽にご相談ください。
付属品・オプション | デラックス |
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◆ フードファー(60cmまで) | 3000 |
◆ フードファー(60cm以上) | 4000 |
◇ 複数回洗い | 3000 |
◇ はっ水加工 | 2000 |
皮革製・シルク製ダウン
総革/シルク製ダウン・中綿 | デラックス |
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ダウンベスト(総革/シルク製ダウン・中綿) 薄手ダウンジャケット(総革/シルク製ダウン・中綿) | 14000 |
ダウンジャケット(総革/シルク製ダウン・中綿) | 16000 |
ダウンハーフコート(総革/シルク製ダウン・中綿) ダウンコート(総革/シルク製ダウン・中綿) | 18000 |
ダウンロングコート(総革/シルク製ダウン・中綿) | 20000 |
ズボン(総革/シルク製ダウン・中綿) スカート(総革/シルク製ダウン・中綿) | 14000 |
部分革/シルク製ダウン・中綿 | デラックス |
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ダウンベスト(部分革/シルク製ダウン・中綿) 薄手ダウンジャケット(部分革/シルク製ダウン・中綿) | 10000 |
ダウンジャケット(部分革/シルク製ダウン・中綿) | 12000 |
ダウンハーフコート(部分革/シルク製ダウン・中綿) ダウンコート(部分革/シルク製ダウン・中綿) | 14000 |
ダウンロングコート(部分革/シルク製ダウン・中綿) | 16000 |
ズボン(部分革/シルク製ダウン・中綿) スカート(部分革/シルク製ダウン・中綿) | 10000 |
付属品・オプション | ハイブランド |
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◆ フードファー(60cmまで) | 3000 |
◆ フードファー(60cm以上) | 4000 |
◇ 革製品の複数回洗い | 5000 |
高級ダウンのクリーニング工程
1. お品物の検品


高級ダウンジャケットを洗う前に状態をチェックします。
汚れ具合、匂い、傷んでいる箇所、ジップやボタンなどの破損などを確認します。

特に水鳥の漫画タグが付いているMONCLER モンクレールの場合、水鳥の漫画タグは折り返しをつけずに生地を切ったまま縫製されているので、着用時の少しの摩擦などでもほつれていきます。
クリーニングすることでさらにほつれることもあるので、状態が悪い場合は綺麗に取り外してお返しします。
2. 前処理

特に汚れている箇所は、洗い時に汚れが落ちやすくなるように特別の溶剤などを用いて事前に前処理を施します。
脇や背中などには匂いの分解を得意とする溶剤をスプレーします。
3. 洗い


ダウン専用の高級洗剤で、1点ずつ手で押し洗いします。
エリや袖口、裾など汚れが強い箇所はスポンジで優しく擦り洗いします。

特殊な洗剤を溶かした水に全体に沈めるように押し洗いします。これでダウンジャケットに染み込んだ汗や匂いが落ちていきます。
ダウンの羽毛は元々は水鳥に生えていたものですので、羽毛の匂いが逆に出てくる場合があります。
4. 乾燥


洗い終えたら、十分にすすぎ、脱水します。
脱水後のダウンジャケットにスチームをたっぷり浴びせ、ある程度の洗い皺を伸ばします。
室内の乾燥場でしっかりと乾燥したら、プロの乾燥で、ふっくらとボリュームアップさせながら乾燥します。
4. 仕上げ


シワをスチームで伸ばしつつ、ふっくらと仕上げていきます。
高級ダウンのクリーニング事例
















